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- 登録日時: 2015年8月29日(土) 22:48
HTV31用ファイルについて
・今回はboa19861105さんのリポジトリから取得&改変しましたが、
HTC One M9用のリポジトリから改変することもそれほど手間ではないかと思いますし、参考になると思います。
https://github.com/TeamWin/android_device_htc_hima
・通常、ROMをビルドする時はvendorやkernelフォルダにファイルを配置するものだと思いますが、
今回はそれらのファイルは不要です。
ただその代わり、device/htc/b3/recoveryに"kernel"と"dt.img"の2ファイルが必要です。
boot.imgやOTAから取得した純正recovery.imgをunpackして入手できますが、
それからビルドしたものはタッチパネルが反応しませんでした。
そこでHTC Devからカーネルを取得し、タッチパネルに関する箇所を3箇所改変しました。
https://github.com/wpandroidios/android_kernel_htc_b3uhl_TWRP/commit/faa328963c7677b3e072f45f95afc8b546408b6c
カーネルをビルドして、出来た"Imaze"を"kernel"にリネームして先程の場所に配置しました。
また、dt.imgは"dtbToolCM"を使って作成しました。
dtbToolCMは下記ページからRAWボタンをクリックすることでダウンロード出来ます。
https://github.com/xiaolu/mkbootimg_tools/blob/master/dtbToolCM
このdtbToolCMを、HTC Devから入手したカーネルを保存したフォルダに配置します。
- コード: 全て選択
./dtbToolCM -o ./arch/arm64/boot/dt.img -s 4096 -2 -p ./scripts/dtc/ ./arch/arm/boot/dts/
これで/arch/arm64/bootにdt.imgが作成されます。